PTA 広報 新聞のつくり方
PTA 広報 新聞の作り方の研修に参加してきました。
とても勉強になったので、
習ってきたことをシェアします。
講師
長年学級通信の研究を行なっており、
自身もPTA新聞作成に携わった経験がある方でした。
取り組む姿勢
歯を食いしばってやることはない。
7割の力で楽しんで、祈りがこめられていればいい。
せっかくやるなら楽しもう!
せっかく同じ時間使うなら有意義に!
広報誌で取り上げること
■先取り
・見所をあらかじめ取材
・曲を選んだ狙いを先生にインタビュー
・シャッターチャンスをあらかじめ取材してお知らせ
■縁の下の力持ち、裏方に光をあてる
・準備
・当日の影の立役者
・後片付け
■母親・父親の声 記事を書いた人の感想を載せる。
例 運動会の感想
「先生が泣いていてもらい泣きしてしまいました」など
※いい企画は前年、前例をまねてよい
エトキが大切
・写真だけで埋め尽くすと中身が浅い
・すぐ捨てられてしまう。
・全体の半分くらいは文が必要
■エトキとは
エ:写真
トキ:謎解き
写真の説明(絵解き)
写真と同じだけ写真の説明があると◎
広報誌で取り上げてはいけないこと
お店の宣伝、政治、宗教にかかわるな
広報誌を作成する際に大事なこと
■企画力
これが一番大事
編集
企画を考える際に知っておきたいこと
■依頼原稿はあまり読まれない
インタビューや対談、座談会がいい
見出しの付け方
■見出しは編集者がつける
「〇〇について」
「〇〇に当たって」
は絶対使うな
■見出しはAグループとBグループに分けられる
Aグループ:記事の種類、項目、寄稿文の代、タイトル
Bグループ:その記事の内容で一番大事なこと
Bグループを本見出し(一番大きな見出し)にして
Aグループはワキ見出しか、肩見出しに小さく使う
例 協力することの大切さ ・・・Bグループ
2学期林間学校 ・・・Aグループ
一行見出しの時は、Aグループだけはダメ
ダメな例 「修学旅行」「卒業にあたって」「学校給食」
見出しのスペースがない場合、
Aグループを小さくヨコ見出しにする方法もある
※家でとっている新聞で見出しの付け方を勉強しよう!
レイアウト
・文字の基本10.5ポイント
・本文は20文字を超えると生理的に読みにくい。
・二つ折りにする
・本文12〜15文字(長くても20文字まで)で改行
・その枠から3文字分スペースをあけて隣の枠
12〜15文字 | 3文字 | 12〜15文字 |
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ | ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ | |
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ | ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ | |
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ | ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ | |
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ | ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ |
・ベタ白抜きはダメ
使っていいのは死亡記事のみ。
・レイアウトに困ったら、縦に切れ
仕切り罫で仕切る。
・写真の上に文字を入れるなら枠を切る
・区画組み
記事の配置
・PTA新聞で一番頭はPTA会長
・PTA会長の挨拶は一番最初に載せる
写真をきれいに印刷するには
写真だけ先に薄めにコピーしてから貼るときれいにうつる
顔写真の作成
■顔写真撮影方法
写真を撮る時は2人で行く
一人は撮影
もう一人は話しかける
「先生の初恋はいつ?」などと話しかけると
にこやかな表情が撮れる
苦虫潰したような写真をとらない
■顔写真のトリミング
ネクタイの結び目の下こぶし一つでトリミング
よりよい広報新聞を作るために
■編集会議はみんなで
学期ごとに分けるのは最低
一学期の失敗を次にいかす。
毎回初めてだと失敗を生かせない。
どうしても学期ごとに分けるなら
編集会議と反省会議だけは全員で
■自分たちの経験を来年度へ引き継ぐ
自分たちの経験、反省を来年度の人へ伝える
研修でもらったテキストは来年度の人に渡す
講師のメッセージ
学校には
親の目が欠かせない
広報委員の腕章を武器に
役に立つ …実利
よくぞいってくれた …代弁
知らなかったことを知る …新鮮なニュース
心ほのぼの …ヒューマンタッチ
工夫 掘り下げる 広げる
子育ては親育ち
質疑応答
■先生が亡くなりました。
PTA新聞にどのように書けばいいですが?
訃報の書き方
死亡日時、着任日、功績を書く。
褒める
結びは『謹んでご冥福をお祈りします』
病名は載せない。
病名を載せるには遺族の承認がいるが、悲しんでいる遺族を訪ねていくのは大変。